豆の保存容器のご紹介

本日から、器具の紹介をしてきたいと思います。 第1回目の本日はコーヒー豆(粉)の保存容器です。

 

まず、当店で販売している豆は、ガスバリア性の高い袋に入れており、未開封で3か月は美味しくお召し上がりいただけます。 ただし、それでもコーヒーの香りは徐々に飛散してしまいますので、直ぐにお飲みにならないときは、未開封のまま冷凍庫に入れていただけるとより香りが維持されます。

 

開封後は、例えば袋を輪ゴム止めしても、香りは1週間もすれば著しく減少してしまいます。 おすすめは、袋を輪ゴム止めし、シリコンパッキンの密閉容器に入れることです。 シリコンパッキン容器の代表的なのがガラス製ですが、当店では扱いやすい透明プラスチック樹脂製のものをお奨めしています。

 

レバーで開封するため片手でも操作でき、ガラスより軽く割れにくいので、毎日(もしくは日に何度も)の豆取り出しに、ガシガシ使っていただけます。

ご購入の袋のまま容器に入れていただければ、容器を汚すこともなく、輪ゴム止めの袋であっても多少は香り飛散を防いでくれますので、より長期間にわたり香りを楽しんでいただけます。

 

M-460容器には、豆100gの袋がそのまま入ります。

 

また保存する温度帯は、3-7日分は冷蔵庫、5日以上の保存は冷凍庫、がお奨めです。

例えば1日20gお使いになる方が200g購入した場合、 100gを密閉容器に入れ冷蔵庫で、残り100gを密閉容器に入れ冷凍庫で保存し、冷蔵庫の豆がなくなったら、冷凍庫の100gを冷蔵庫の密閉容器に移す、という流れです。

これにより、冷凍庫の豆は ほぼ購入時のままの香りが維持され、冷蔵庫の豆も香り飛散の少ないうちに飲み切ることができます。

 

香り飛散の観点からは、より低温で保存したほうが良いのですが、室温との温度差が大きいほど開封時に豆が湿気てしまい、粉がダマになり、ドリップ時にうまくお湯が浸透しなくなります。

毎日開封する分は冷蔵庫へ、5-10日に1回開封は冷凍庫へ、入れて保存していただくのが、毎日おいしくコーヒーを飲めるコツです。

もし豆を常温で保存されている方、密閉容器を使用されていない方がおられましたら、お試しいただければ幸いです。

 

皆様のコーヒーライフが豊かな香りで満たされますように。

M-800の容器には、200gの豆は未開封のままでは入りません。50g使って残り150gであれば入ります。

豆を直接容器に入れた場合は250g程度入ります。